ヨーグルトだけでは必要な乳酸菌は摂れない？

整腸効果と言えばやはり乳酸菌ですが、乳酸菌と言えば
ヨーグルトですよね。

今では各メーカーから色々な種類や味も出ていますし、
美味しくて毎日食べられます。

ヨーグルトならいくらでも食べられるという方は、私以外にも
多いでしょう。

しかし、日ごろからヨーグルトを食べているけど、一向に便通が
良くならない、便秘が治らない、という意見も耳にします。

これはどうしてなのでしょう？

一般的な市販されている120ｇ入りのヨーグルト1個には、およそ
10億個くらいの動物性乳酸菌が含まれています。

この動物性乳酸菌は生きたまま腸に届いて、そこで繁殖してくれると
人体に多大な影響を与えてくれます。

整腸効果はもちろんですが、代謝や免疫力を高めたり、アトピーやアレルギーの
軽減、アンチエイジング効果も期待できます。

しかし、動物性乳酸菌は熱や酸に非常に弱く、ほとんどが腸に届く前に
死滅してしまいます。

10億個と聞くととても多く感じますが、その中から生きたまま腸に届くのは
ほんのわずかしかありません。

また、運よく腸内に届いたとしても、そこで棲みついてもらわないといけません。

しかし、乳酸菌にもそれぞれ相性があり、腸内の環境に合わない場合は、そのまま
体外に排出されてしまいます。

まず、胃で死滅せずに腸に届き、更にそこから繁殖してもらわなければなりません。

ヨーグルトだけで腸内環境を整えるには、いくつものハードルを乗り越えなくては
なりません。

その為、市販のヨーグルトを1日数個食べたくらいでは、中々効果が実感しにくいのです。

市販のヨーグルトは一日に約30個食べないと効果がないとも言われています。

どんなにヨーグルトが好きな方でも、1日30個はさすがにきついですよね。

コストもかかりますので、とても一般的とは言えません。

整腸効果、便秘解消のために乳酸菌を摂る場合は、ヨーグルトよりも乳酸菌サプリの方が
飲みやすいですし効果的です。

ヨーグルトをいくら食べても便秘が解消できない！という方は、一度、乳酸菌サプリなどを
ためしてみてはいかがでしょうか。

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